口腔機能に問題がないなど、当院で適応と判断された場合において、部分的な歯列矯正が可能です。
当院では、可動範囲が広いブラケット矯正と、透明で目立ちにくいアライナー矯正での治療が可能です。
それぞれメリット・デメリットがあります。また、奥歯や気になるところ以外の歯に問題がある場合などは上下の歯をちゃんとかみ合わせる為に、部分矯正だけでは終わらず全体的な治療になることもあります。
治療にあたりしっかりとカウンセリングを行い、治療方針を充分にご理解いただいてから治療を進めていきます。
歯の表面に「マルチブラケット」という、歯科医院でのみ付け外しが可能な小器具を取り付け、ワイヤーを通し正確に歯列を整えることが可能な矯正法です。全顎、上下顎どちらか、また前歯のみの部分矯正などに対応しています。器具はメタル、人工ダイヤモンド、サファイヤの3種のブラケットを使用しています。
メタル
もっとも多く採用されている歯列矯正法であるメタルブラケット。耐久性、コスト面でも優れています。
人工ダイヤモンド(ジルコニア)
コンパクトで違和感の少ないデザインになっているのが特徴です。金属アレルギーの心配がありません。
サファイヤ
透明度が高く、患者さまの歯の色を反映するため、金属と比べ目立ちにくい装置です。
歯に透明のマウスピースを装着し、少しずつ歯を動かして整える矯正法です。食事以外は日中も装着しますが、透明のため目立ちにくく、自分で取り外しができます。写真を撮っても分からないことが多いほど、審美的です。
下顎の安静位がとれていない方(顎関節の位置が悪い方)はアライナーを使用すると症状が増悪することがあります。
当初の診断が矯正では重要となります。