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rampa(ランパ)骨格矯正・非抜歯矯正歯科は
大阪府吹田市山田駅近くの佐藤歯科医院へ

当院のrampaランパ骨格矯正治療について

 佐藤歯科医院では骨格矯正治療としてRAMPA(ランパ)治療を取り入れています。
骨格は親御さんからの遺伝に環境要因(姿勢や習慣等)や咬合が影響して形成されます。
頭蓋の位置、舌骨、頭の位置が安定化することで歯並びが整います。
矯正後の後戻りの問題として挙げられるのは、歯槽部のみの歯列矯正では上記の安定が得られていない状態だということであり、それは歯列のみをターゲットとして治療されたため顎骨のひずみの根本的な改善がされないことが主要因となります。
安定した骨格では早期の後戻りはなく長期の安定が得られるデータが出ています。

 

頭蓋底の回転と頭蓋頸椎上下複合体をイメージした図

上のイラストのような骨格的な偏位が歯列不正や口呼吸・鼻閉をはじめ口腔周囲機能を脆弱化させます。
その逆もまたしかりで機能の脆弱化が骨の成長を阻害してしまいます。
2022年時点、コロナ下の時世においてマスクの着用でより悪化している状態です。口呼吸の増加によって、骨格の異変が増えている傾向にあります。従来の歯槽部のみの歯列矯正では対応できない難症例化が進んでいます。

 

口呼吸による骨格への影響

口呼吸を止めることができないお子さんを拝見すると大多数が鼻閉等の鼻咽腔疾患を持ち、前方頭位で顎を前に出し気道を無理やりあけて呼吸をしなければならない状態が多くみられます。デジタルCTで検査させて頂くと、鼻腔や上顎洞、重度な方になると篩骨洞や前頭洞まで、粘膜の肥厚がみられる方が多数おられます。
鼻閉は歯科領域である中顔面(いわゆる鼻・上顎部分)の劣成長に繋がり、機能的にも審美的にも成長を阻害し、歯列不正においても影響を及ぼします。
また中顔面の劣成長により上顎の前歯の基底部の骨の成長が足りなくなると以下の図のような状態になります。

上図は上顎が下方に落ち込んでしまい前歯が長くなる、いわゆるガミーの状態の図です。
下図は受け口や過蓋咬合のお子さんに多い例で、上顎の前方部の骨が後方にあり骨体自体がかなり狭小になっている図です。

 

上顎の前方部の骨が後方にあり骨体自体がかなり狭小になっている図

この2例のような骨格の方は特に鼻咽腔疾患を併発していることが多い傾向にあります。
「口を閉じなさいと言っても閉じない」と親御さんが言われるお子さんは、口を閉じたら息苦しいので顎を前方に突き出して口呼吸をせざるを得ないという状況になり、このことから鼻閉と気道の狭窄が悪影響を起こしているという事が分かります。

ランパは回転とひずみを正す顎顔面口腔育成治療であり、結果として安定した歯列を獲得できます。
審美目的の矯正治療ではありません。顔面の発育・健全な成長を促す根本的な基礎を整えるための治療です。

よく質問がありますが、従来のヘッドギア装着による上顎牽引や手術併用の治療とは異なります。
ヘッドギアでは上顎の回転が前下方のため、鼻閉やガミーは改善しません。牽引する理論およびメカニズムが異なります。
姿勢・呼吸・顎位およびリップシールが獲得できる方法は2022年現在ではランパしかありません。当院では開発者である三谷先生のご指導のもと、RAMPA治療にあたっています。

 

 

治療価格は下記より治療価格のページをご参照ください。
治療価格について